二日目


谷川連峰縦走
谷川岳-万太郎山-仙ノ倉山-平標山



二日目 18日(月)の行動予定

オジカ沢ノ頭・避難小屋→小障子の頭→大障子ノ頭・避難小屋→大障子ノ頭→

万太郎山→ヱビス大黒の頭→仙ノ倉山→平標山→元橋登山口


避難小屋を4時に出発し、元橋登山口に14時として総タイムを10時間とみる。

昨日は僅かビール500cc程で眠くなり夕方5時頃寝袋に入り、目を覚ますとまだ8時。

こんな時は何も考えずにひたすら目をつむり眠る事に専念に心がける。

18日の天気予報は午前中は曇りなのでガスの中の歩きを覚悟していた。

朝3時に目を覚ますと月が光々と照り、星空で水上町の灯も下に見えた。

予想に反して周辺の山並みを眺めながら稜線を歩けそうだ。

ライトを点けてパンとお菓子を口に入れて出発の仕度をする。


外に出ると谷川岳のオキノ耳とトマノ耳の双耳峰が見えた 午前4時15分避難小屋を出発する
夜明前、こんな素敵な光景を歩けるなんて予想していなかった
朝の涼しさと肌寒いが歩くにはちょうど良く4時30分小障子ノ頭に着く
小障子ノ頭を下ると泊まりを予定していた稜線沿いに大障子小屋が見えて来た。大きなピークが大障子の頭
避難小屋手前左下が水場だ、4時45分着 水場は、7分程下りたっぷり水を飲み
さらに3.5Lの水を汲んで登り返して
20分要した
避難小屋は場所も含めて素敵な小屋であった
既に私等が着く前に3人が出発し4人が朝食を取っていた

かよこが朝飯を食べるというのでここで朝食休憩をする
ここで水汲みも含め40分程時間を取るが、結果取り過ぎか・・・
5時23分出発する。
縦走路は刈り払いがされて快適だがこの先は刈り払いが
されていないので草露の濡れの対策が必要とアドバイスを貰う
5時40分、大障子ノ頭に到着、正面の大きいピークが万太郎山 万太郎山の登りはニッコウキスゲの群落
白いモミジカラマツも交じって咲いていた 万太郎山の吾策新道からの分岐、ここでも休憩、
左、歩いて来た稜線で大障子の頭も大きいと思ったが
万太郎に登ると遥かに下に見える。それだけ万太郎山は大きい
万太郎山頂上、分岐から6分ほどだ
万太郎山から刈り洗いはされていなかった
残りシャクナゲの花 ウツボグサ
万太郎山を下ると藪に近い細尾根を歩くがようやく
ニッコウキスゲが咲く素晴らしい尾根に出る
先に行く男性もカメラのシャッターを切る数が増え
先に足が進まない。同じく私もそうだった
ニッコウキスゲの中にギボシ?が シモツケ草も
素晴らしい笹の山肌 稜線両脇のニッコウキスゲの群落が続く
正面はヱビス大黒の頭
キスゲの群落にてヱビス大黒の頭をバックに
ズボンは朝露でビッショリになっている(仙ノ倉山迄)
ハクサンフーロー
オタカラコー? 越路避難小屋が見えて来た
イブキトラノオ タデ
クルマユリ ヱビス大黒の頭の稜線
振り向いて、万太郎山(左)から歩いて来た稜線 前は、ヱビス大黒ノ頭
ヱビス大黒ノ頭を登りながら時々振り向くと様子が変わる
騙しピークを幾つか超えようやくヱビス大黒ノ頭に到着 到着すると歩いて来た万太郎山側にガスが上がる
これから進む仙ノ倉山はまだすっきり 休憩を終えて進む、仙ノ倉山にもガスが掛って来た
ヱビス大黒の切り立った谷、 振り向くとヱビス大黒の頭、こんな所を超えて来た、イヤハヤ・・・
さらにどんどん下って ヱビス大黒ノ避難小屋、3〜4人だがまずまずの避難小屋
私等が泊まったオジカ沢の避難小屋は一番敬遠されそうだ!
ヤマハハコ ようこそ!と笑顔で迎えるニッコーキスゲ
仙ノ倉山の登り キスゲが励ましてくれる
急登を終えるとたごやかな仙ノ倉山の稜線と山頂が見える 10時55分、6時間40分で仙ノ倉山に到着
仙ノ倉山は休憩なしで平標山に向かう、木道あり緩やかで気分はルンルン!の安心歩き
肩の小屋からの距離が表示されている標識「東芝ランプ」
仙ノ倉山迄の「マツダランプ」はかなり古い
平標直前の休憩所で腰を下ろし、仙ノ倉山を振り返り休憩をする
平標山は11時52分に到着
平標山でシャッターを切って貰いその足で降りる

下山に掛るとtamoさんから電話が入り下山に入ったと連絡する。
やがて平標山の家が見えて来た
仙ノ倉山を見上げる右肩のとんがりはヱビス大黒ノ頭 キンコウカ
平標山の家に着き休憩 平標山を仰ぎ見る
ヱビス大黒ノ頭、急登のピークで
後半のピーク越えはつらい登りとなる
カラマツ林を通り抜け林道に出て元橋登山口に



この日は、思ったより日照りが弱く風もあり縦走には快適な条件であった。
天気予報も外れて好条件の縦走が出来たと思っていjる。

好条件の環境で歩けたのでその分景色の良い所やピーク等随所で休憩を
入れながら谷川連峰の縦走を楽しむ事が出来た。

休まずひたすら縦走路を進む人、私等を前後して歩いた人達は
写真を撮りながらさらにのんびりと・・・、山の楽しみ方もいろいろだ・・・


林道を歩き登山口に近くなるとtamoさんが冷たい差入れを持参して迎えに来てくれた。

ビール、ジュース、アイスと・・・私は早速ビールを頂き、
かよこはアイスにジュース、早速その場で喉を潤す。


登山口に着くとご主人が車のトランクを開けて待っていたくれた。

ご主人とは初対面だが、パソコンのアドバイスも頂いているので初対面の感じはしない。

ロープウエイ駅まで送って貰いコーヒーを飲みお礼を言って分かれる。

元橋から湯沢まで何本かバスに乗れるが、湯沢から土合までだとそれなりに
時間を要するので、お陰様で家に着くのが早くなり感謝!ありがとうございました。

谷川連峰の縦走の難儀さは覚悟はしていたが、夏場の暑い時は花はあるけど、
アップダウンがかなりあり、時期、装備等々それなりに考えての縦走が必要か・・・

時期も合わせてそれぞれの考えと体力に合わせたスタイルを考えたらと思った。



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