小雨を突いて
浅草岳



    日本山岳会・麗山会、6月の山行が浅草岳と守門岳登山と行われました。

    私も参加申し込をしせっかく関東方面から新潟の山を訪ねて頂く事になるので予め残雪
    とヒメサユリの開花状況の確認に浅草岳と守門岳の下見登山をそれぞれ行いました。

 一日目・浅草岳

   登頂日 2011年6月25日(土) 天気
    コースタイム
     登り=駐車場10:35-11:09・サクラゾネ登山口・11:16-嘉平与のポッチ(ヒメサユリ)
       −12:50-前岳13・10-浅草岳頂上着13:40
     下り頂上14:13-サクラゾネ登山口15:46-駐車場16:23

   登頂者
     今井、岸(哲)、松田(雄)、大西、浦辺、本間浦辺友人、北原、高石、岸(裕)、
     宮川、鶴田(AGC)、高橋(AGC)、高橋(誠)、高橋(加代子)






         朝8時30分に家を出発、心配した天気は雨が降ったり止んだりであった。
        新幹線で浦佐駅に到着し「音松荘」のマイクロバスでみなさんの宿の到着を待つ。
        登頂の確認をするまでもなく、皆さんは既に登山姿で乗車されていた。

     早速私は先にネスモチ平登山口駐車場に向かって登山の支度をする。

     支度を終えて皆さんに挨拶すると、出発に先立ち今回の登山計画の担当である
     大西さんより先導役をお願いされる。
 

     先導は苦手であるが、先導を引き受け簡単な挨拶をさせて貰い10時35分ゲート
     より林道を歩き出す。




            
昨日からの降雨で途中横切る沢は若干増水し、サクラゾネ登山口に
       着くまでに登山靴が濡れる状態になる。


             一週間前は残雪で覆われていた一か所の沢の残雪は
         消え落ちて雪解けの速さを実感しながら沢を超える。
 


                
その沢も超えて11時9分サクラゾネ登山口に到着する。
               幸いにも雨が上がったので雨具を脱ぎ休憩を取る。



登山口右上にある鐘を鳴らし11時20分登山の開始をする。

出来るだけスローなテンポでとお願いされ心しながら浅草岳山頂を目指す。

途中遥か下に駐車場が見え隣の稜線も見える状態で天候の回復を期待したが、
残念ながら途中で小雨が降る中での登りとなる。




何回かの休憩を入れながら山頂を目指し、今回浅草岳登山の
目的のひとつであるヒメサユリは、幸いにも嘉平与のポッチに
蕾もあったが数輪咲いていたのでカメラに収めて貰う事が出来た。

前岳からの残雪も一週間前より少なくなり歩き難い状態であったが
アイゼンの着用はせずに残雪の登り箇所を歩く事が出来た。

しかし、浅草岳の良さとする頂上直下と山頂を超えた天狗の遊場の
草原とヒメサユリは時期が早く見る事が出来なかった。



天気が良ければ山頂直下の木道の休憩場所でのんびり出来たが
これまた天候により残念ながら止むを得ない。

予定時刻より早く13時40分に浅草岳の山頂に着いたが、
小雨状態で記念撮影を山頂で撮り、お昼を食べて14時13分下山開始をする。


記念写真、どの画像も水滴でボケています。 音松壮で懇親会前にて


  下山時の残雪下りは一層注意を払いながら通り抜け、
サクラゾネ登山口に15時46分に無事到着する。

  16時23分にネズモチ平駐車場に到着、待っていてくれた「音松荘」
  のバスに乗り、第一日目の浅草岳登山を無事に終える事が出来た。

  宿に入り、濡れた雨具は用意された干し場に掛けて
温泉風呂に入り、6時半からの夕食に備える。

  夕食時には岸副代表の司会で自己紹介をしながらアルコールも入り小雨を
   突いて浅草岳を登った安堵感も加わり楽しく団欒をしながらの夕食会となる。

  食事中、明日の守門岳登山をどうするかを担当の大西さんが諮り、
足の後遺症を持つ人は断念をされ、後の人は登る事にする。

  夕食後はみんなでイワナの部屋に集まり二次会を開始テーブルを
   囲んで団欒、明日の天気の回復を期待し一日目を終えて眠りに就いた。






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