日中飯森山
1,595m




    登頂日 2009年6月25日(木)  天気 曇後晴
    登頂者 船波、小柳、まこと  登頂コース  日中日向ダムサイト
      今回の登頂コースタイム
        
登山口発5:24−地蔵峰7:07−大倉神社7:47−高倉窪キャンプ場7:58−鉢伏山8:16−種蒔8:36
        −
飯森山着9:05−飯森神社9:07
      飯森神社10:04−鉢伏山11:04−大倉神社11:47−地蔵峰12:12−見晴台13:30−登山口着13:56
            *ガイドブックのコースタイムは登り5時間ですので、このタイムはまったくの参考として下さい。
 


   晴れたら福島県の日中飯森山に登ろうと山友のFさんから前に話があり、6月25日に実現した。
   私は、アプローチが長く時間の掛かる山とだけ聞かされ、特に下調べをする事なく同行する。
   今日は、健脚のFさんとOさん、私の3人である。

   午前4時、安田インター駐車場で待ち合わせをし、一台の車に乗り合わせて高速道に乗る。
   高速道・会津坂下に下りて、登山口のある喜多方市旧熱塩川加納村の山形県県境の日中ダムを目指
   して車を走らせた。

   5時10分目指す登山口に到着する。
   早速仕度をして登山届けを済ませ登山を開始する。すでに一人年配の人が先に登って行ったが、その
   前にも登った人がいるようだ。

   いきなりの急登だ。案内に寄ると見晴台まで1時間であるが、健脚のFさんとOさんはハイピッチで登る。
   このペースで登ったら、途中で私がバテるペースと考え、自分のペースで登るのでと構わず登って欲し
   いと要請をする。

   とわ言うものの、あまり遅れたのでは申し訳ないので、大きく遅れないペースを心がけて後に付いた。
   1時間ほどして、先行者を追い越し二人が前に歩く姿が見えてきた。私もその先行者を追い越して二人
   の後ろに付いた。登り始めに痛んだふくらはぎの硬さも取れ、ひと汗掻いたら体も楽になって来た。

   見晴台の標識は分からずおよそ1時間30分歩き、休んだ平らな所が地蔵峰であった。
   大分ピッチが早いと、腰を下ろして水飲み休憩をする。先行した年配の人も到着する。
   彼は、会津若松で毎年一度はこの山に登り、新潟には二王子岳はじめ五頭山等々も訪れるという。

   地蔵峰の休憩を終え歩き出すとすぐに遭難碑があり、黙祷して次のピーク高倉峰を目指す。途中足場の
   悪いガレの岩の道を気をつけながら通る。

   大倉神社に着いて、文字が見えなくなっている古いアタンの標識を確認して進む。
   大倉の頭を下り、高倉窪キャンプ場の鞍部に、さらに急登を20分程登ると眺めの良い鉢伏山に到着する。
          *高倉窪キャンプ場といっても、左右少々の広場に小さいテントを一張りづつ張れる程度のスペースである。

   鉢伏山で一息入れ景色を眺めてまた急降下して沢状の鞍部になる。池糖の上に残雪がある種蒔神社
   の祠があるが、この時期平年だと雪の下で出ていないという。

   途中シラネアオイの群生を眺め、沢状の残雪を何ヶ所かを渡り最後の飯森山の登りになる。
   途中ヒメサユリの数も増えハクサンチドリが登山道に沢山姿を見せ始める。
   花をカメラに収めながら一歩一歩頂上を目指す。

   頂上への稜線は一旦平坦な登りとなり、一等三角点の頂上に着いた。頂上には一人の先行者が着いた
   ばかりであり、頂上を確認してその先2分くらい先の日中飯森山神社の祠が祭られている所に到着する。

   休憩はこの祠の後でで比較的風の当たる所に腰を下ろした。
   3人でビールで乾杯!をする。今日も暑い日となり、びっしょり汗を流した後での何時もの通りビールの
   味は格別である。

   その後、追い越した二人の人が到着をして休憩をすると先に下山をされた。
   1時間ほどの頂上での休憩を終えて私等も下山を開始する。
   下山は、途中残雪が溶けた付近に山菜を調達しながら下山する。

   下山途中二人の人が登って来た。気温も上がり暑い、見上げると朝は薄曇であった空は青空に変わり
   一層陽射しが強くなっていた。

   楽なはずの下山であるが、鉢伏山と高倉峰のアップダウンは登りより一層きつく感じる。
   ぶな林の木陰で2回程水飲み休憩を入れて体を休める。

   下山しながら、新たな祠を見つけたり、見落とした展望台は何処かときょろきょろしながら下山する。
   すると、私らより先に下りた二人が、最初に直登を登り切った所に休んでいてこの山を知っている一人が
   展望台はここだと言われ、木陰に引っ込んでいた標識を指差した。

   そして、標識はこんな奥に置かれたなかったと言われたので、観やすい所に置き換えさせて貰った。
   急登を一気に降りて登山口に着いた。

   飯盛山を何回も登っている人も降りて来て、こんなに賑わった山は初めてだと言われた。
   来る時は誰も会わなく何時も一人だが、今日は私等も入れて8人が山に登った。
   この日中飯森山は登山者の少ない山のようである。


   



日中日向ダムサイトにある登山口 → 登山口は大きな看板と白い鳥居があり分かり易い
急登を終えるとぶな林となり緩いのぼりに 登りのぶな林を進む
二人の姿が見えて来た 地蔵峰神社で休憩
高倉神社前からヒメサユリが、ニッコウキスゲも 数をつけたヒメサユリ
大倉神社の祠に到着する 大倉の頭の標識か
大倉の頭を過ぎると目指す鉢伏山が前方に見える 登山道にヒメサユリがちらほらと
鉢伏山に → 鉢伏山からの会津磐梯山
鉢伏山からの飯豊連峰 → 鉢伏山の標識
ようやく飯森山の稜線が見えて来た → タムシバと山ツツジ
タムシバと山ツツジをアップ → 急降下して雪渓に
シラネアオイの群生 → 種蒔神社の祠と標識が
何ヶ所かの雪渓を渡って この雪渓を越えて飯盛山の登りになる
上に来ると蕾のヒメサユリが目立つ → ハクサンチドリが沢山出て来た
ハクサンチドリ → ハクサンチドリとニッコウキスゲの蕾
日中飯森山の頂上 → 飯森山神社のある周辺
飯森山神社の祠 → 飯森山からの鉢伏山
ミツバオーレン → イワカガミ
右、鉢伏山と左.大倉の頭 → 鉢伏山にて
飯豊連峰  大倉の頭を目指して下山
下山に見晴台の標識と場所を確認する  飯森山を下山しました


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