イチゲの花を訪ねて
頼母木山&杁差岳


第一日目、頼母木山



   6月9日(火)&10日(水)頼母木小屋に泊まり、飯豊連峰の頼母木山と杁差岳に登り季節の花、イチゲを訪た。
   この時期、頼母木小屋も杁差小屋も水場は雪の下で、飲料水と炊事の水は二日分担いで登った。

   幸いにも、天気は一日目は曇で頂上近くなったら青空も見え、二日目は曇であったが、眺めはほぼ良好で太陽に照ら
   されずに歩けた事が何よりだった。

   最近は、私等二人は登山中や後に、少々膝に負担を感じるようになった。
   私は、まだ一本ストックだが、女房は二本ストックとなり、登り降りの膝への負担を考えながら登るようになり、長く登山
   を続けたいので、心しながら行動している。

   今回も、極力無理をしないで登り、時々休憩を入れながらも、リズムを失わないように心しての登山をした。
   一日目は、頼母木小屋迄はイチゲの群落を楽しみ、避難小屋にザックを置いて頼母木山を往復する。
   二日目は大石山にザックを置いて、杁差岳を往復する事が出来た。

   のんびりと花や景色を眺めながらの稜線歩きは、飯豊を満喫する事が出来て、登りの負担に代え難いのがあった。
   杁差岳のイチゲの群落は頼母木山方面程ではなかったが、鉾立峰の前後を含めて避難小屋の手前も見るに値する
   群落があり、特にシラネアオイが登山道の至る所に見る事が出来た。

   イチゲが終るとニッコウキスゲの群落が出番を待っていたし、トリカブト、マツムシソウもその後の出番を待っている姿
   を見る事が出来た。鉾立峰の杁差岳側の登山道に、ハクサンチドリがちらほらと顔を出していた。

   胎内市が7月1日より11月1日迄、奥胎内ヒュッテより登山口迄有料バスを運行(胎内市のHPに)する計画は有難く、
   その時期により見るものがある事があらためて良く解る。






   登頂日 6月9日(火)&10日(水)  天気 9日・曇後一時晴、10日・曇
    登頂者 私等夫婦  登ったコース 胎内市・足の松尾根コース

     今回のコースタイム
       第一日目(奥胎内ヒュッテから登山口まで45分歩く)
         
登山口・11:31−12:18・姫子ノ峰(昼食休憩)12:31−栄三ノ峰・13:11−ヒドノ峰・13:46
         −イチジ峰・14:35−西ノ峰・15:17−15:23着・
大石山発・15:25−16:02着・頼母木小屋発16:09
         −16:26着・
頼母木山・発16:32−頼母木小屋着・16:45

       第二日目(登山口から奥胎内ヒュッテまで45分歩く)
         
頼母木小屋発・5:28−6:00着・大石山発・6:02−鉾立峰・6:38−杁差小屋・7:09−7:11着・杁差岳・発7:25
         −7:49着・鉾立峰発・7:21-8:58着・
大石山発・9:03−イチジ峰9:25−ヒドノ峰・9:53−栄三ノ峰10:12
            ―
10:41姫子ノ峰10:52登山口着・11:25

    

奥胎内ヒュッテ手前の駐車場に車を止め歩き出しです ここから先は一般者通行止め、7月1日より有料バスが運行されます
登山の道路歩きは堪えます 最後の浅野橋を渡り、真っ直ぐの林道に入ります
林道までの歩きは約半分です 登山口前の様子です
右に足の松登山口の標識 左側が登山口です 45分掛かりました
少し歩くと「御用平」という標識がありぶな林です 登山口から30分程で急登が始まります
こんな岩を越えて 11:18分、47分で姫子ノ峰に着き、昼食としました。
地神山の頂上は薄っすらです。 ここも岩場の要注意場所を越えました
13:09分滝見場です 遥か下、沢の滝をアップしました
13:11栄三ノ峰です。滝見場のすぐ上です 大石山が見えてきました
椿にタムシバの花です 2時間15分、1080m峰・ヒドノ峰です
大石山・頼母木山・地神山の稜線がくっきり見えてきました 2時間21分で水場分岐です
水場は左80m下り、大石山へは右です 急登のぶな林です
休憩は平らなここがお勧め、腰掛に良いぶなの根もあります 大石山を見ながら歩きます
1265m峰・イチジの峰迄、3時間04分 何ツツジ?
鉾立峰です 大石山も近くなりました
シラネアオイがお目見えです 西ノ峰から6分で大石山です
15:23分、3時間52分で大石山に到着しました 明日登る鉾立峰と杁差岳です
頼母木山を目指します。高い山は地神山です キジムシロ?
イチゲの群落が出てきました キジムシロ?とニッコウキスゲの葉ですその向うはイチゲの群落
見応えのある群落です 風でイチゲが揺れています
頼母木小屋を目指します 白いシラネアオイ
紫のシラネアオイ 次の出番を待つニッコウキスゲ
頼母木小屋が見えてきました もうすぐ今日泊まる頼母木小屋です
4:02分、4時間31分で頼母木小屋に到着しました 小屋には6人の登山者でした。荷物を置いて頼母木山に向かいます
円い山が頼母木山です 残雪に上がりました
杁差岳をバックに 16:26分、頼母木山頂上です。小屋から26分でした
頂上にはお地蔵さんが無いのは寂しいです 地神山です
頼母木小屋の稜線と杁差岳です 残雪と右の稜線は緑の草原を思わせる山肌です
頼母木小屋が下に見えてきました 頂上から13分で小屋に着きました


花の名前は良く分かりません。教えて下さい。

頼母木小屋の泊りは初めてです。一階は先客6名の人達でした。
私等は2階に上がり二人だけでゆったりと過ごす事が出来ました。

担いできた350ccのビール2本で乾杯!乾いた喉を潤しました。
女房は何時も少しだけでOKで、私が大半飲みました。

おにぎりの夕食を済ませると眠くなり、6時30分に早寝、
明日の天気を期待し、頼母木小屋での眠りに就きました。


第二日目に


記録にバック 2009年の記録




inserted by FC2 system